FC2ブログ

【お江戸の町と比べてみれば・・】

2008-12-07 15:18

こんにちは、川崎咲耶です。
12月に入り、派遣社員などの方々の急な解雇の話題がニュースなどで報じられています。
12月の寒空に、いきなり仕事ばかりか住む所も失ってしまう方々の
切羽詰った気持ちを想うと切なくなりますね。

ちょっと江戸の町と比較して 考えてみました。

江戸時代のお江戸の町は、実は世界で最大の町でもありました。
でも、時代劇に見るような事件は実はめったに起きない安全な町だったそうです。
仕事なども、現代人などより余程短く、例えば同心などは 
朝10時から夕方4時までの勤めが標準でした。
庶民は三尺二間の棟割長屋などが、まぁ標準的住まいと言ってよく、
これは現代で言えば 土間と4畳半一間の住まいです。

江戸時代には飢饉などが起これば 地方から大量に江戸に
人が流れ込んできて当たり前でした。
そういう人々は 当然ながらお金も持っていない、
住まいも定まっていない、仕事もないわけです。
現代の、低収入で働いて貯金も出来なかった境遇の方々が 
いきなりの解雇に遭うと同じだったんですね。

そういう人々に 幕府というか世間というか、周りが何をしてくれたか?
まず、お寺などが、とりあえずの寝場所を提供します。
どんな質素なものであっても 食事も確保されました。
それは、幕府は当然ながら予算を(というか米を)出すわけですが、
大商人など金持ちはそういう人々の援助をして当たり前だったのです。
また幕府は寄場など、日雇いみたいな職場を作り 
そこで取り合えずの仕事があったわけです。
人々はそうして暮らしながら やがて たとえぼて振りという、
両肩に荷物を下げて町々を回る行商みたいな仕事であっても自立して、
長屋住まいへと移行できていたのです。
長屋だって、庶民にはそれが当たり前の時代ですから、
貧しいながら人並の暮らしへと行ける仕組みがあったということですね。

さて人並の暮らしをしている庶民の暮らしはどうだったか?
現代と違い、健康保険もない、年金もなかった時代です。
よく、江戸っ子は宵越の金は持たねぇ! などと言いますが、
翌日までのお金など持てなかったというほうが正しいようです。
にもかかわらず、人々は将来の心配とか老後の心配など余りしなかったようです。

なぜか???

困ったら助けてくれるからです。
まず周りの人々が、次は町内が、それでも駄目なら幕府が ちゃんと助けてくれたんですね。

現代はどうでしょうか?
今 明日住む場所を失う人々が大勢出てきているというのに、
来年になってから、雇用対策を行うと言っています。
来年の話ではないんです。
本当に困っている人は明日どこへ行けばいいのかに困っているのです。
例え、それが国民全体から見たら小数派だとしても、
明日の心配をしなくていい政策を 何故に出せないのでしょうか?
それは 今の政治が、自治が 全体がそこそこどうにかなっていたら、
一人位、困っていてもいいや と目をつむってしまうからです。

国の為に一人の人間がいるのではない。
一人の人間の苦しみを知ろうとも想像してみようともしてはくれない国家なのですね。。。。

そんな国家ですから、今現在困っていない方々も当然ながら、
自分が困っても国家は何もしてくれないと痛感します。
じゃあ、自分のいざという時のために お金は使わないで貯めておこうとなるし、
今困っている人に出す金はないとなってしまいます。
結果、悪いほうへ悪いほうへと世相は進んでしまいます。

例えばですが、あちこちに空き家はたくさんあると思います。
それを自治体なり国なりが借りて、行き場を失った人々に取り合えず敷金・礼金なしで、
共同で住んでもらう。
家賃12万の3LDKとして、6人くらいで暮らすとしたら、一人2万の家賃負担で済みます。
食費・光熱費など入れても共同で住むと そんなにお金は掛からないはずです。
それらを全額補助してあげたとしても個々で暮らす生活保護費よりは
よっぽど小額ですむ筈です。
全国民全員に1万2千円 ばらまくより、そっちのほうが余程マシと 
私は思います。(1万2千円でももらえるならうれしいけど・・・)

そういう風に困ったら すぐ援助の手を差し伸べてくれる国だったら、
どなたも 自分だけは何かあっても困らないように備えなくちゃ。。とはなりません。
世の中のお金も回りだして 景気も良くなる、
子供も安心して産んで育てていけるので
少子化の問題もクリアと考えるのは素人考えですかね?

江戸時代より、便利で効率的になったけど、みんな心に不安を抱えて生きてる今
江戸時代より、贅沢な暮らしになったけど、逆にどんどん息苦しくなっていくような今

人の世も人生も悩みや苦しみは尽きないものですが、
どうしたらもっと『楽に』生きていける社会を作れるか、
政治家ばかりに任せては置けない時が来ているように思えます。
『楽に』というのは、寝て暮らすではなく、みんな明日を心配せず、
もっと伸びやかに生き生きと という意味です。

人の悲しみ・苦しみを 理解しようとする、それは鑑定師として生きる私には
勿論一番大切な事項ですが、『楽に』生きる社会は大勢の方の意識こそが作るものです。





コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

シャンティシャンティ鑑定師

Author:シャンティシャンティ鑑定師
電話占い師のブログです。
悩みのヒントにしてください。

最新コメント

最新トラックバック

ブロとも一覧

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード